2011年8月16日火曜日

北薩摩の竹工芸を欧米に売り込もう!

あくね みどりの風: 竹の水筒と紙パックの焼酎をセットで売ったらどうだろう?」の続きになります。

 13日は阿久根のNPO(準備中)のほうで刈った竹の運搬を手伝いました。

 その竹を利用して、竹のゲルやドームテントの試作に使うそうです。できあがったら、阿久根市のこどもたちの野外体験活動に利用する予定なのですが、残念ながら私は通信工事の仕事が忙しくなりまして、ちょっと手伝えない状態です。

 まぁ、担当者が趣味人のかたですから、ボチボチとつくって行かれるとは思います。(^_^;)


 ただ、ゲルやドームテントはなかなか稼げるようになるまでは時間がかかりそうですんで、私の竹の水筒のプランも並行することになりそうです。

 竹のゲルやテントはつくらなければなかなか手に入りませんから自分たちでつくらなければなりませんが、竹の水筒みたいな竹工芸品はすでにあるものを利用すればそのほうがてっとり早いし、竹工芸産業の振興にもつながりますんで、すでにあるものはそれを売ることを考えようと言うことになりました。

 ちょうど良いタイミングでNPOの担当者の米国在住の知り合いが、日本の竹細工に興味を持たれて、米国でそれを扱ってみたいとのこと。

 欧米では竹細工そのものが珍しいわけですし、竹細工そのものが異文化な存在でありますから、案外いけそうな感じもいたします。


 と言うことで、阿久根からの帰り道に、さつま町の伝統工芸センターに寄ってカタログみたいなものが無いか尋ねてみることにしたわけですが、残念ながらそのような物が無いとのこと。(-_-;)

 しかし、さつま町の伝統工芸センターで紹介されたり売られたりしている竹細工は、久しぶりに見ましたが面白いものがたくさんありました。(^^♪

 日曜日と祝日も伝統工芸センターは開館してます(月曜日と祝日の次の日が休館です)ので、観光にもご利用くださいませ。



【さつま町】 - 宮之城伝統工芸センター
http://www.satsuma-net.jp/contents.cfm?id=73
竹のまち宮之城の代表的施設で,竹細工教室が行われ,館内には竹製品などが並び「竹の博物館」的施設でもあります。特産品販売所「フレッシュ宮之城」があり,多くの観光客が竹製品などを求め訪れています。一日竹細工教室も行われていますので,学校の遠足や親子連れで竹細工を体験してみてはいかがですか。(一週間前までに予約が必要)
開館時間 8:30〜17:00
休館日  月曜日(国民の祝日または振替休日のときは翌日)
お問い合わせ:宮之城伝統工芸センター
住所:鹿児島県薩摩郡さつま町虎居2638
電話番号:0996-52-1313


 さて、さすがにゼロからカタログをつくるのも大変ですから、「竹工芸のホームページみたいなものはないかな?」と記憶を手がかりに探してみたらありました。

西田竹材工業所
http://www4.synapse.ne.jp/nishida/

 カタログはこちらになります。

【商品案内】(有)西田竹材工業所
http://www4.synapse.ne.jp/nishida/syohin.htm


 私が興味をひかれたのは、上の竹細工です。

 なかなか思いつかないアイディアで、さすがに長年商売で竹細工をやってらっしるところだなぁと思いました。


 伝統工芸センターでお話を伺ったところ、竹細工の職人さんも高齢化で後継者の養成に苦慮されているそうです。

 実用品としては、あまり良い値段は竹細工にはつきませんが、アートとして価値があれば、海外で良い値段で売れるかも知れません。

 うまくいくかどうかわかりませんが、北薩摩の竹工芸の存続のための力になれるように頑張ってみたいと思います。


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