2011年10月15日土曜日

一般のマスコミがほとんど報道しないのに、なぜか赤旗に記事が載る西平よしまさ現阿久根市長である。

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#akahata いま言いたい TPP反対 食・農生かせ/鹿児島・阿久根市長 西平良将さん・・・今日の赤旗記事より - (新版)お魚と山と琵琶湖オオナマズの日々
http://blog.goo.ne.jp/uo4/e/59c961cea7598c595a47d61ba7310b32

 Twitterをチェックしたら、偶然ひっかかった情報です。

 一般のマスコミが全く阿久根市政の報道をしなくなったし、西平よしまさ氏のネームバリューなんて屁ほども無いのですが、なぜか共産党の機関紙である赤旗では紹介されると言う不思議。

 実は、官民格差の是正の問題は、旧社会党系の自治労だけでなく、共産党系の自治労連も関わっておりまして、どちらも公務員の給料が下がれば資金困難に陥るものですから、官民格差の是正に反対しているのですな。

 まぁ、偶然かも知れないと言うことで、その辺は深く追求しないことにしましょう。


 赤旗の記事を読んでみますと、「西平よしまさ」って政治家が口先だけの男であることがよくわかります。
 市民の安全が第一と5月、市議会議長とともに1・2号機の安全性が確立されるまで3号機増設を凍結することを九電に申し入れました。
 川内原発の周辺の市や町は、福島原発の事故の後、早いうちに3号機増設の凍結を九電に申し入れしましたが、阿久根市は1ヶ月以上遅れたのですがね。

 議会が解散している状況下であったとしても、市民の安全を第一に考えるなら市長判断でそれをやれば良かったのですが、自分の責任では物が言えないようです。
農業が担う自然環境の保全、日本の風景を守ってきたのが農家です。安ければいいと言う考え方は違うと、私は思います。
 こう言うことを言って、口先だけでTPPの反対をしていますが、彼のやってる工業的養鶏業は彼の言葉とは矛盾する農業です。


 上の写真はセンターピボットと言う巨大なスプリンクラーを使用した米国の農業です。

 乾燥地で灌漑をしますと、短期間には病虫害の少ない農業ができるのですがやがて塩田化し、その後は砂漠と化します。

 灌漑には水が必要ですが、米国はではこれに地下水を利用しています。

 オガララ帯水層と言う巨大な地下水源を利用しているのですが、現在ではそれが枯渇をし始めています。

ご参考:
地下水が消える?ひそかに迫る世界の水危機
http://freett.com/virtual_water/snapshot.html

 このような農業により生産される穀物が飼料として輸出され、日本の工業的畜産業を支えているわけです。

 こう言う数年先も見えない工業的農業が、値段の安さだけで小規模な農業を潰して、日本の農村の風景を潰してるわけですから、西平よしまさ氏の言葉には誠意なんてものは感じませんね。

 選挙になれば「地産地消」などと口にしたが、本人がそれを壊してる側なわけで「何言ってるんだ?」ってなものでしたね。


 未だに米国の愚かな農業を先進事例として模倣しようとする官僚や農協だが、その情報に流されるような人間には政治家としての資質は無い。

 西平よしまさ氏にできることは、阿久根市の職労の代弁者ぐらいの仕事かしらね。


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