2011年12月16日金曜日

市外の支持者に支えてもらうためにもFacebookは大事。

「全自治体を巻き込みたい」 佐賀県武雄市、自治体ページの“Facebook化”全国拡大へ の続きになります。

 ブログの記事を書くことは過去の記録を残すことにもなりますので、当時のことを思い出してもらうことにも使えます。


あくね みどりの風: すぐ近所に公務員の人がいるから
http://akunekaze.blogspot.com/2011/01/blog-post_6896.html
asahi.com : 改革への決意、口々に 阿久根・出直し市長選の2氏 - マイタウン鹿児島
http://mytown.asahi.com/areanews/kagoshima/SEB201101100014.html
 
 車がやっと1台通れるほどの狭い山道が続く山間部を選挙カーが行く。タスキをかけた竹原候補は時折、車から降りて歩いて回った。握手を求めてくるのは高齢者が中心。何度も手を握られ、笑顔で「頑張ります」と答えた。 
 ある40代の男性会社員は選挙カーが近づくと、妻とともに家を飛び出した。唇に人さし指を当てるしぐさ。小声でエールを送った。選挙カーを見送った夫婦 は「すぐ近所に公務員の人がいるから」と理由を話した。「公約を通させない議会が悪い。市職員も給料に見合った仕事をしていない」と口にした。
 こう言う問題は、官民格差の是正などを公約にしたらどこの市町村でも起こりうる問題ではあります。

 阿久根市は昔から組合が強いところと言われて来ましたが、阿久根市以外でも官民格差の是正を口にする政治家が注目されれば、このようなことも起こるでしょうね。


 だから、ブログと言うものは自分の地域の住民だけでなく、全国の人々に訴えかけるような感じで書いていく必要があります。

 全国の支持者に監視してもらうことで、公務員が陰湿な不正をしにくいようにすることが必要なのですね。


 阿久根市においては、竹原支持者の店は利用しないなどの取り決めを職員労働組合が職員やその家族に押し付けるようなところでもありますから、改革派議員でお店をやってるような人にとっては、官民格差の是正を公約にするようなことはけっこうなリスクなのです。

 政治と商売に関係は無いのですが、ご近所の公務員やそちら側の市民からの視線を気にする人は改革派議員のお店は利用しがたい感じになるのですな。

 公共事業に依存するような田舎の市町村では、会社の死活問題にもつながりかねませんからね。


 だから、どうせ情報発信するのなら、特にお店を経営されている議員の方々などは、市内の支持者だけでなく市外の支持者を増やして、お客さんを増やすことを考えることも大事だと思います。

 市外の支持者のお客さんが店に増えることになれば、市外の支持者の声を聞く機会が、市内の支持者にも増えるわけで、市内の支持者が自身を持つことにもつながりますからね。

 実際問題として、阿久根市の近隣の市町村では阿久根の事情はマスコミ以外の情報も入って来ますから、竹原さんを支持する人がけっこう多いのですね。

 問題ありと考えているのは、政治に関心の無い情報弱者か公務員とその家族ぐらいのものです。はい。


 ただ、市外の支持者が応援しようにもつきあいが無ければ始まらないわけですから、そのつきあいを広げていくためにもFacebookみたいなのは大事だと思うのですね。

 そして、そのために必要なのは、ちょっとした対話なのですよね。


 ブログのコメント欄でも対話はできますが、荒らし対策をしっかりしてませんと、山田議員のブログのコメント欄のように、職労側の荒らしがバカ騒ぎして支持者が不快な思いをすることになりますから、逆効果です。(助けて上げようと言う支持者の市民がいないのが残念。ちょっとネットの知識があれば山田議員を助けてあげることはできるのですがね。)

 実名と言うリスクはありますが、Facebookの場合はその実名のリスクを背負えない職労側の者は入って来辛いものがありますから、そう言う問題は発生しにくいでしょうね。


 それと、ブログの記事を書くのは大変ですが、世間話程度に政治の話をFacebookに書き込むのは楽な仕事でありますから、対話しながら自分の考え方を知ってもらい支持者を増やしていけば良いわけです。

 もちろん、事情を詳しく知ってもらうためにはブログなどでその事情を記事にして説明することも必要ですんで、Facebookのページやブログにそれをたまに書くことも必要ではありますけどね。


 阿久根市の改革派議員の方々は、竹原さんがFacebookを始めていますから(今のところTwitterメインでTwitterからの転送ばかりですが)、竹原さんの「友達」あたりから友達の輪を広げて行けば良いので、けっこう楽だと思います。

 近隣の市町村の方々もけっこうFacebookユーザーは多いので、「政治の話はちょっと...」と言う人でも、お店の話や世間話にはつきあってくれると思います。


 官民格差の是正なんてのは、ほとんどの市町村の人々が望んでいることですから、政治の話には相づち(「いいね!」)をしてくれなくても、話は聞いてくれていると思いますよ。

 多くの人が望んでいることを達成するためにやってるんですから、ここは楽しく気楽に、商売繁盛で行きませんか!


ρ(・・。) クリックで情報の拡散と、阿久根の市政改革を応援してください。
にほんブログ村 政治ブログ 地方自治へ

1 件のコメント:

y-burn さんのコメント...

関連性高いので、こっちにも転載してみよう。

...Facebookdisってるおっさんのtweetをまとめてみたんだが。

「木滑由史 @ww_mor

・議論についてTwitter、Facebookというキーワードで検索したところ、それについて書かれた情報の99%はブログ発信だったw SNSもまだまだかな、という感想。現状ではWWWベースにブログ、Twitter、Facebookのアカウントを関連づけるというやり方がベストかな。

・それぞれのサービスは得意不得意があるので、それを理解した上でリンクするといい。Twitterはリアルタイム性の高い双方向ツールなので災害情報などに、それとオープンな議論にも向いている。Facebookはクローズドな議論と簡単な情報発信に。ブログは詳細な情報発信に。

・ベースはあくまでWebページで。圧倒的に機器からのアクセス親和性が高いから。Twitterや(特に)Facebookはスマホやタブレットのアプリにより挙動が異なり情報発信には不向き。実際、スマホから武雄市のFacebookにはアクセスできないように武雄市側から設定されている。

・現状ではいくら逆立ちしてもW3Cフル規格のWebページに情報発信、検索能力で勝てるサービスは存在しない。そもそもそれらのサービスがW3Cのサブセットである以上、論理的に親を超えることは不可能ななけだし。それを考えると、比較的固定的な情報はフルHTMLベースの仕様が有利だ。

・HTMLベースで苦手なものは細かい情報発信と双方向性だ。それらをブログやSNSで補う形が理想的。ブログの強みはアカウントなしでフルアクセスできるという敷居の低さだ。それはSNSでは絶対に真似できない(定義上無理)。双方向性、ソーシャル性が低いため情報発信がメインとなる。

・これらを総合的に比較すると、HTMLのみ、ブログのみ、Facebookのみ、という構造のサイトは多くの弱点を抱えてしまうことがわかる。素人は何か新しいサービスが出てくるとそれのみに夢中になってしまい、偏った使いにくいサービス(作った人は最先端だと信じてる)にしてしまいがちだ。

・人類最先端の技術集団NASAを見てみればわかるが、彼らは最新技術よりも枯れて安定した技術を好む。最先端というのは最新の流行りとイコールではないということだ。枯れた技術と最新技術のバランスをどうとるか。それが一番大事なんだろうと思う。」

...間違ったことは言ってないみたいだけど、そもそも総合的なネット利用は考えてない訳じゃない。どうもこちらがFacebookの利点だけで舞い上がっているように思っているんだろうけどね。

あと、最後のNASAの話は余計。