2012年1月5日木曜日

政治活動をしていた職員組合を低家賃で市庁舎に戻した西平よしまさ現阿久根市長

橋下・大阪市長:「労組活動、条例で規制」 庁舎内事務所退去も要求 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120104dde041010011000c.html
 大阪市の橋下徹市長は4日、幹部職員への年頭あいさつで、市役所と職員組合の関係をルール化する条例案を2月市議会に提案する方針を明らかにした。これに先立ち、最大労組「市労働組合連合会」(市労連)の中村義男執行委員長と面談し、庁舎内にある組合の事務所について、退去するよう求めた。退去までの間、現在は6割減額されている賃料の減免を認めないことも伝えた。 
 昨年11月の市長選投開票前、市交通局庁舎内で平松邦夫前市長の推薦人紹介カードが出回っていたことが発覚し、橋下市長が問題視。中村委員長は「当然あってはならないことで、責任を感じている」と深々と頭を下げて謝罪し、政治活動をした職員を当面、役員活動停止処分にしたことを伝えた。
 公務員の組織改革を公約にしている橋下 元府知事の当選を阻止するため、現職の平松氏を職員組合が応援していたことが発覚し、組合側もそれを認めたため組合事務所の市庁舎からの退去と言うことになったようです。

 組合側はいちおう謝罪したようですが、政治活動をした職員に対する処分は、組合役員としての活動停止のようで、当事者にとっては痛くも痒くも無い話ですね。
 これに対し、橋下市長は「権力闘争に出てきて、しかるべきリスクを負うのは当然。けじめをつけてもらう」と述べ、退去を求めた。その後、中村委員長は非公開での面談を要望したが、橋下市長は「見えないところでは決められない」と一蹴した。中村委員長が退室する際に握手を求めても「改めて考えを聞かせてほしい。そのときに握手できればいい」と応じなかった。
 組合の代表者たる者が、非公開での面談を申し入れると言うのがなさけない話です。
 (-_-;)

 2chやTwitterに匿名で便所の落書きを書き散らすような公務員体質が出ておりますね。

 非公開の場だったら、組合員を動員して橋下市長の糾弾でもやったのでしょうかね?

 そう言えば、阿久根市では市民懇談会に職員組合が組合員を動員したこともありましたっけ?


 この動画の感じみたいに動員された組合員にヤジやら応援の拍手をさせ、話し合いにならないようにするつもりだったのかも知れませんね。
 条例案について、橋下市長は、「中堅や若手の職員が、組合が人事に介入していると感じている。組合ににらまれると冷遇されるという不安感を抱かせる組織はだめ。市役所と組合の関係をルール化する」と説明。市と組合の交渉を全面公開することを定めるとした。
 阿久根市においても同じ問題があります。中堅や若手職員が組合の目を気にして言いたいことも言えない、市民のために良い仕事をしたくても「出る杭は打たれる」と言うことで働きにくいと言うこともあったみたいです。

 だいたい、職員組合の事務所が市庁舎内にあるのは、組合が職員を監視する目的(阿久根市の場合は市民のために働いて竹原さんの役に立っていないか)もありますんで、市庁舎内に置くべきではないのですな。

 市民にとっても、まったく公益性の無い組織を市庁舎内に置く理由も無いわけですからね。

 はっきり言いまして、西平よしまさ現阿久根市長が職員組合の事務所を市庁舎に戻したことは、市民のためにもなっていないし、市民のために働きたい職員のためにもなっていないのですな。
 更に、大阪府では橋下市長が08年に知事になる前までは、知事選で現職を当選させるためにマニフェストを書かせるなど、府職員に政治活動をさせていたと指摘。「政治と行政を区分けする」として、職員に関与しないことを定める市条例案も別途、提案する方針を示した。
 この辺で、自治労や自治労連、大阪市の職員組合が「違法だ!」とかバカ騒ぎをして訴訟でも始めそうな感じがいたしますが、自分たちが蒔いたタネなんですよね。

 法律違反をして政治活動やってたわけなんで、そう言うことができないように条例で罰則などをきちんと定めなければ、また法律違反をやらかしかねないのですから。

 市役所本庁舎(同市北区)地下1階の約750平方メートルには、6組合が事務所を構える。賃料は6割減免されて年間約1440万円だが、組合に事務所を貸すことや賃料を減免することに法的根拠はなく、便宜供与として行われているのが実態だ。中村委員長は終了後報道陣に「今日は市長の話を伺っただけ。結論は出ていない」と話し、退去については明言を避けた。【津久井達、原田啓之】
 阿久根市政でさんざん偏向報道をやった毎日新聞でも、職員組合の事務所を市庁舎に置いたり、助成したりすることに法的根拠は無いと書いています。

 鹿児島地裁の判例で、職労側の連中が職員組合の勝訴!とか2chなどで騒いでいますが、阿久根市の職員組合の政治活動の件に触れない形で、話し合いの上できちんと契約をしなさいと逃げただけの判例なのですな。


 阿久根市政に関心を持って、阿久根のことを憂いていたのなら、そう言う事情も勉強されていたと思うのですがね。

 まったく勉強されていなかったのか、阿久根市職員労働組合の政治活動の件などは問わず、低家賃で市庁舎に戻されたのは昨年の6月末であったみたいです。

あくね みどりの風: こっそり堂がこっそりと市庁舎に移転したようです。
http://akunekaze.blogspot.com/2011/07/blog-post.html

あくね みどりの風: 阿久根市職員労働組合の事務所の家賃は10箇月で327,400円?
http://akunekaze.blogspot.com/2011/07/327400.html

 もちろん、市民にまったく説明もなく戻されましたとさ。

 戻したおかげでどうなったかは、えみ議員のブログに書いてあるとおりです。


「阿久根市議会へ行こう」 竹原えみ 阿久根市議会日記: 新年の訓示
http://akune-emi.blogspot.com/2012/01/blog-post_03.html


 竹原さん以前の斉藤市長の時代に逆戻りしたような感じですね。

 「阿久根は組合の強いところ」と言う話は、北薩地域でも有名でした。「うちはあそこまで酷くありません。」と言う言葉も北薩の役所・役場でも言われてましたね。


 まぁ、大阪のほうで裁判になりましたら、阿久根市の前例のこともマスコミも報道せざるを得ないでしょうね。

 全国民の目が、また阿久根に注目されることにもなるでしょうね。

 阿久根市役所内の膿が今度こそ排除されることになるでしょう。


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