2012年11月17日土曜日

児童手当から給食費天引き 阿久根市、来年2月から

11月7日午後2時30分の給食センター2階会議室の運営委員会を傍聴すると使途不明の繰越金の意味がわかるかもの続きになります。

 市民への周知が徹底されていなかったのか、それとも市民の傍聴を拒否されたのか、11月7日の運営委員会を傍聴した市民はいなかったそうです。

 ちなみに、大河原さんは西平良将現市長から給食センターの未徴収金の問題を解決させるために給食センターの職員として現在は在籍されてるわけですが、給食センターの所長(野崎清二 氏)は会議にも参加させず、もちろん資料も配布しなかったそうな。

 未徴収金の問題もですが、本来やっちゃいいけない給食費の繰越金の問題を誤魔化したいのでしょうね。


 このまま、給食費の不正の問題はうやむやになってしまうのかなぁと思っていましたら、予期せぬ南日本新聞の報道がありました。

児童手当から給食費天引き 阿久根市、来年2月から | 鹿児島のニュース | 373news.com
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=44409
 阿久根市は、2013年2月支給の児童手当から、保護者の同意を前提に、滞納分を含めた学校給食費の天引きを始める。収納率を上げ、累積未納額を減らす狙い。まず人数の多い2校で、全保護者を対象に導入する。 
 阿久根小学校(542人)は、すでに保護者へ天引き申出書を配布。阿久根中学校(377人)も来年度開始を目指す。 
 同市教育委員会によると、保護者が申出書を提出すると、年3回支給される児童手当から給食費各3、4カ月分を天引き。過去の滞納分は、保護者が提出する返済計画に基づき徴収する。滞納者が申出書を提出しない場合は、個別に協力を求める。

 何故にこのような報道がなされたのか、南日本新聞の意図はわかりませんが、この報道のお陰で一騒動あったようです。

 何かあれば、阿久根市職員労働組合を擁護するようなツィートをする @kodaken 氏が、Twitterでこうつぶやくぐらいですからね。


Twitter / kodaken: 前阿久根市長シンパの方々が騒いでいるところをみると、 ...
https://twitter.com/kodaken/status/268513672018669569
前阿久根市長シンパの方々が騒いでいるところをみると、阿久根市の給食費児童手当天引きは給食費未納対策専任参事の方の発案ではないのでしょう。児童手当法(第22条の3)に基づいて既に実施したり計画している自治体もあるので、参事が自分が発案したと言い出せば、それはそれで失笑ものですがw

 ちなみに、児童手当から給食費を天引きすることを模索してるのは給食センターの所長のようで、大河原さんではありません。

 大河原さんは喜んで未徴収金の回収に出向こうとされていたわけですが、それを止めたのが給食センターの所長ですからね。

 大河原さんには児童手当から給食費を天引きするような手抜きの理由が無いのです。

 逆に、今までその問題を放置してきた給食センターの所長のほうには理由がある。

 11月7日の運営委員会では、そのような話し合いがなされたのかも知れませんね。

 つまり、給食センターの所長が発案者と言うことではまずいので、@kodaken 氏が大河原さんの発案であるかのようにTwitterで吹聴したのでしょうね。

 そう言う人間が某社の人事担当者をやってるそうですんで、お寒い限りです。

 さすがに新聞が報道しますと、市民に広く知られることとなりまして、阿久根市役所や給食センター、阿久根小学校、中学校などに市民からの相当件数の問い合わせが来てるようです。

 下手うった給食センターの所長は、先に児童手当からの給食費を天引きの始めた自治体に必死こいて問い合わせの電話をしてるそうな。

 情報をリークしてくれる市職労の組合員の謀氏の言うところでは、全保護者を天引き対象とすることはまず無く、滞納世帯に限られるようです。

 ちなみに、南日本新聞の紙面の記事はまだ詳細に書いてあるようで、滞納率が4.95%で約400万円だとか。

 と言うことは、1年間の食材費は8080万円程度になります。

 例年ですと、8200万円程度で決算となるようなのですが、繰越金を500万円程度誤魔化すために、平成23年度は8700万円の決算になっているような話です。

 早い話しが500万円は裏金になっちまったと言うことですかな?
 そのお金はきちんとプールされているのか?それとも何かに使っちまったのか?

 いずれにしても阿久根市の給食センターの会計は不透明ですんで、その辺を阿久根市民はきちんと追求すべきだと思います。

 しかし、年間の食材費が8000万円程度なら、市役所の職員の人件費を削って給食費の無償化も出来そうな感じです。

 法的には無償化は問題なんですが、特に罰則も無いようでして、阿久根市の少子化問題を解決するには、給食費の無償化など子育てしやすい環境をつくることも大事かと思います。

 ついでに、ヨコミネ式教育法の保育園や幼稚園、学童保育などの政策をとれば、自学自習できる子どもたちが育つことで、子どもたちを学習塾などに通わせる必要も無くなると思うのですがね。


 阿久根市職員労働組合や「阿久根の将来を考える会」が必死こいて、竹原さんの教育政策を潰しましたが、それに対する代案も無いのが、西平良将現市長の阿久根市政です。

 阿久根市職員労働組合が仕立てあげたような市長ですから、市職員の不正を誤魔化すことしか出来ないのでしょうかね?

 多数派議員も阿久根市職員労働組合が仕立てあげたような人間ばかりなのか、この問題を口にすることは無い様です。

 阿久根駅周辺整備計画とか、バラマキにあずかることしか関心が無いのでしょうかね?


ρ(・・。) クリックで情報の拡散と阿久根の市政改革を応援してください。
 にほんブログ村 政治ブログ 地方自治へ
※ 阿久根市政は県政・国政の縮図です。阿久根が変われば日本が変わります。


追記:
 しかし、報道の通りに2月から天引きすることが決まっているなら、西平良将現市長の専決と言うことになります。


 違法な専決と選挙の時にバカ騒ぎした西平良将現市長ですが、実際には竹原さんの専決は合法であり、目的も市民のためのものでありました。

 今回のこの専決について、西平良将現市長は議会に承認を求めなければならないのですが、議会は承認してくれるかな?

 議会が承認しなくても専決は有効ですが、はっきり言って職員の手抜きのための専決で、市民のための専決ではない。

0 件のコメント: