2013年6月2日日曜日

伊藤知事!職員給与の削減のお詫びに、積立いらずの「上海」慰安旅行のサービスですかい?

 鹿児島県の職員給与の削減がどうなったかと言うと、なかなか記事が見つからず。早くもリンク切れになったりして、やっと見つけたのが次の記事です。


【動画】県職員給料削減、労使交渉終結|ニュース・天気|KTS 鹿児島テレビ
http://news.ktstv.net/e41071.html
2013年05月29日
県職員の給料削減をめぐる労使交渉は、今年7月から来年3月までの平均カット率が県が提案していた6.24%から6.17%に下げられ終結しました。 
県当局は政府からの要請を受け、今年7月から来年3月までの給料について主に20代の職員は5%、その他の一般職員は6%、管理職は8%から10%カットする案を組合側に提示していました。 
28日午後に始まった労使交渉は夜を徹して断続的に行われ、20代の職員について「給料月額が低く影響が大きい」として県当局側はカット率を5%から4%に変更して再提案しました。 
組合側は「合意はできないが、削減の条例案を議会に提出することに異議は唱えない」として、29日夕方、労使交渉は終結しました。 
これにより平均カット率は6.24%から6.17%になり、20代職員が9カ月間でカットされる総額は平均で9万9000円から7万9000円になります。 
県当局はこの条例案を来月7日から始まる6月定例県議会に提案することにしています。
 鹿児島県の職員給与のラスパイレス指数は国家公務員の99%程度だったのですが、今回の屁のような削減では、ラスパイレス指数は100オーバーするのでしょうかね?

 ところが、同じ日付(5月29日)で次のような記事が出てまして、ネットで注目され始めています。


鹿児島県が上海との定期航空路線の利用率アップの為に県職員に1億1800万円を渡して上海旅行を計画・・・食事代やパスポート代も鹿児島県が負担:ハムスター速報
http://hamusoku.com/archives/7904970.html


 ハムスター速報に引用されたのは毎日新聞の記事ですが、各新聞社も問題ありとして記事にしていますね。


鹿児島県:職員1000人を中国・上海に 定期便維持目的- 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20130530k0000m040064000c.html
毎日新聞 2013年05月29日 21時05分(最終更新 05月29日 21時41分) 
 鹿児島県は29日、延べ1000人規模の県職員を中国・上海に派遣する短期特別研修事業を実施すると発表した。利用者減が続いている定期航空路線の鹿児島−上海便の利用率アップを図るのが狙いで、1億1800万円1人当たり約12万円を6月補正予算案に計上する。可決されれば7月上旬からの派遣となる。県によると、国際定期便維持のための職員研修は全国初。ただ「公金を使った一時しのぎのてこ入れ」との批判も出ている。 
 同便は2002年8月から就航。一時は週4便(往復)だったが、鳥インフルエンザや尖閣諸島を巡る日中間の問題で利用者が減り、今年4月以降は週2便となった。4〜8月は13便がキャンセルされるなど低迷が続いている。 
 研修(3泊4日)はインフラ整備の見学などで12月までを予定しており、1回につき50人が参加する。食事代やパスポート代なども県の負担で、県行政管理室は「経済的にも上海のつながりを切るわけにはいかない。職員の見聞を広めることが、県民の利益になる」と理解を求めている。 
 これに対し、全国市民オンブズマン連絡会議の児嶋研二代表幹事は「利用率の低迷は需要がないから。1億円があれば、県民にどれだけより良いサービスを提供できるのか。利用率が上がったとしても一時的で、極めて時代錯誤と言わざるを得ない」と指摘した。【津島史人】
 夜を徹して行われた労使交渉では、「職員給与を削減する見返りに上海旅行をプレゼントしましょう!」と言うことで終結になったような感じですな。

 その辺については、読売新聞ではっきり「そうだ!」と書かれています。


鹿児島県1000人上海研修、航空路線てこ入れ : 最新ニュース特集 : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20130530-OYS1T00285.htm
 鹿児島県は29日、7月~来年3月に職員約1000人を順次、中国・上海に派遣する海外研修を実施すると発表した。県は、利用客が伸び悩む鹿児島~上海間の定期航空路線の利用客増が主な目的だとしており、6月一般会計補正予算案に交通費や宿泊費など経費として1億1800万円を計上した。1000人規模の海外研修は全国的にも例がなく、「公費の使い方として不適切だ」との批判もある。 
 対象は一般行政職員500人と教職員500人。50人ずつ20班に分け、県上海事務所で上海の産業について説明を受けたり、現地の行政機関や教育・文化施設を視察したりする。水曜に鹿児島を出発し、土曜に帰国する3泊4日の予定。 
 県は研修を決める前に、国が求める地方公務員の給与引き下げに応じる措置として、特別職や管理職の給与や手当を計1億3000万円削減する方針を決めていた。関連条例案を6月議会に提案する。 
 県財政課は「(給与や手当の)削減分を研修費に充当したと考えてもらっていい」と説明している。
(2013年5月30日  読売新聞)
 伊藤知事の発案かどうかはわかりませんが、伊藤知事もお勧めの事業のようです。


職員1000人、上海に派遣 航空路線維持狙い 鹿児島 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130531/kgs13053102040000-n1.htm
2013.5.31 02:04 
 鹿児島県は、利用客数が低迷している鹿児島-上海の航空路線を維持するため、7月から職員千人を上海市に派遣し、研修を実施すると発表した。1人当たり約12万円の費用を県が負担するため、6月の補正予算案に1億1800万円を計上した。税金の無駄遣いとの批判の声も上がっている。 
 県によると、一般職員と教職員からの希望者各500人を、50人ずつ3泊4日の日程で派遣する6月の県議会で可決されれば、7月10日にも第1陣を送り出す。現地の行政機関や日本人学校を視察し、報告書の提出を求める。パスポートの申請費用や食費も県が負担する。 
 県によると、鹿児島-上海便は中国東方航空が週2往復を運航しているが、4月以降は日中関係の悪化や鳥インフルエンザの影響で利用客が減少。4~8月の計13便が運航を見合わせた。伊藤祐一郎知事は「特に若い職員に、発展するアジアの大都市を見てもらいたい」としている。
 上海の違法建築でも観て学んで来いと言うことでしょうかね?


 まぁ、伊藤知事が若い職員に気を使うのはそれなりに理由がありそうです。


薩摩川内産廃処分場 工事費19億円増大の真相|政治ニュース|HUNTER(ハンター)|政治・行政の調査報道サイト
http://hunter-investigate.jp/news/2013/05/777000964920-hunter-2526301879209649201830005000-100-222310-2314-10-2210221013253123253131.html

ムダな施設を押し付け ― 鹿児島県の姿勢に住民の怒り|政治ニュース|HUNTER(ハンター)|政治・行政の調査報道サイト
http://hunter-investigate.jp/news/2013/05/-130518-115-40504050-151116-4050.html

「核のごみ」収賄疑惑 伊藤鹿児島知事に飛び火 渦中の社長が語っていた東電側のパー券購入 ― 知事は取材拒否|政治ニュース|HUNTER(ハンター)|政治・行政の調査報道サイト
http://hunter-investigate.jp/news/2013/03/post-337.html


 伊藤知事鹿児島県政ではこのような不正が顕にされつつありますから、若い職員を職員労働組合の恩恵にどっぷりと漬けこもうと言うことなのでしょうね。


 若い職員は、職員労組や伊藤祐一郎の悪魔のお誘いに乗ること無く、鹿児島県の職員としてしっかりと働いていただきたいものです。

 もちろん、腐った先輩どもの言葉にもね。


 もう1つ見つけた2ch関連のサイトは、こちらです。


【鹿児島県】職員延べ1000人を中国・上海に!定期便維持目的 1億1800万円(1人当たり約12万円)を6月補正予算案に計上! : はぅわ!【2ちゃんまとめ】
http://blog.livedoor.jp/nico3q3q/archives/67885593.html


 鹿児島県政記者クラブ(青潮会)がこの問題を火消し出来るかな?

 私は、そろそろ危ないと記者クラブの記者の本社のほうも見限り始めてると思うけどね。


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